ぎふの木の住まい協議会 事務局

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2024.12.20築50年の家を高性能住宅にリノベーションしたモデルハウス

岐阜県岐阜市 リノベーション モデルハウス
ひだまりほーむ(株式会社鷲見製材)

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「古い家をリノベーションする」と聞いて、「柱は大丈夫なの?」「どこまできれいになるの?」といった不安を口にする人は多い。そんな不安を解消すべく、実際の建物で体感し、説明を受けて理解を深めることができるのがこのモデルハウスだ。

耐震・断熱性能を向上させ、安心で快適な住まいへ

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2回増築した築50 年の家は、構造として無理のある部分も見られ、一部に断熱材が施されているものの性能を発揮していない状態。北側の暗い場所にキッチンと洋室があり、1番居心地の良い南側は使われていない二間の和室といった、快適な住み心地には程遠い間取りだった。とは言うものの、当時の腕のいい大工が造った家はシロアリ被害もほとんどなく、使える柱や梁も多かった。そこで足元から強化するために基礎を補強し、使える構造材には耐力面材を付加して、接合部分や耐力壁の補強をしたりと耐震性能をリノベーション前の3倍に。新耐震基準を上回る数値まで上げた。また、天井・壁に断熱材のセルロースファイバーを隙間なく施工し、断熱サッシを採用することで高断熱性能住宅に。夏の暑さ・冬の寒さを防ぐ快適な温熱環境をつくりだしている。

今のライフスタイルに合わせて間取も変更

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日当たりの良い南側に家族が集うL D Kをつくり、1階だけで過ごせるように主寝室にもなる和室を配置。造り付け収納を多用し、出しやすくしまいやすいように棚を効率良く設けて収納力をアップさせた。

中古住宅×リノベーションで住宅取得の選択肢が広がる

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「岐阜エリアには修繕することで住み続けられる家が多い。このモデルハウスを見ることで中古住宅の再生を実感し、家を持つ選択肢が広がってくれれば」と同社は話す。

施工:株式会社鷲見製材

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