2024.12.20棟梁の技や工夫が随所に。造作が印象的なリノベ空間 岐阜県可児市 M様邸
株式会社弘栄工務店
BEFORE
築25年の実家を譲り受けたM様。部屋数は多いものの細かく仕切られており、家全体が暗い状態。また、ダイニングキッチンとリビングが離れているで〝家事と育児が一緒にできない〞不安や冬に寒いことも大きな悩みだった。リノベーションに当たり「木をふんだんに使った家にしたい」と木造りの建築会社を見て回る中で、弘栄工務店のモデルハウス「無垢の家H I R A Y A」に魅了された。「ロフトの造り方や勾配 天井。つり押し入れ下の飾り床の雰囲気などインテリアがモダンで、ハイセンスな木の家ができると感じました」と同社に決めた理由を話す。
断熱改修も行い、冬の寒さも解消
BEFORE
冬の寒さは、蓄熱効果のある土壁は残しながら、床下から屋根裏まで家をまるごと断熱改修することで解消。L D Kに高い勾配天井があっても、天井付けのファンを回しながらエアコン1台でほとんどの日を過ごせたという。
明るい室内は光を取り込む工夫が随所に
BEFORE
子育てしやすい住まいにするために、二間続きの和室を対面キッチンのある広いL D Kに。玄関とL D Kの戸の上部を壁ではなくガラスにしたり、キッチンの北側の壁にガラスブロックをはめ込んだり、暗い廊下の屋根の一部をガラス瓦にしたりと、光を取り込む工夫を随所に施した。
存在感のある既存の梁は残して和モダンな空間へ
BEFORE
リビングには以前からある梁をそのまま残し、箱階段やテレビ台、キッチンカウンターなど職 人による造作をふんだんに。ロフトに上がる階段の手すりはアイアンを用いるなど、無垢の木の良さにモダンなデザインが備わった空間になっている。
施工:株式会社弘栄工務店