凰建設株式会社

BEFORE

ご夫婦で飲食店を営むA様。1階が店舗、２階にはA様の住居とA様のご両親の住居がそれぞれ独立して設けられている。今回リノベーションしたのは、A様邸の部分。3人目のお子さんを授かった際、家族５人で眠るスペースがない！ という切実な問題が浮上し、運良く隣家の土地を譲り受けたため、リノベーションと増築に踏みきった。

家族それぞれが暮らしやすいプライバシーが守られた住まいへ

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施工を担当したのは、奥様のご実家でもある、凰建設。「スペース以外の悩みも解決してくれたんです」とA様が言う通り、問題は狭さだけではなかった。実は、A様の住居とご両親の住居は、玄関が別々で中から行き来できない造りだが、隔てているのは壁1枚。お互いの話し声が聞こえてしまい、お子さんが夜泣きするとご両親も眠れなかったという。またA様は夕方から他の飲食店にも携わっているため帰宅が深夜になるが、物音で子どもたちを 起こさぬよう静かに夜食を取っていたという。凰建設の提案で、ご両親の家との壁に高い遮音効果も併せ持つ厚さ約 30 ㎝の断熱材を施工し、プライバシーが守られるようになった。

寝室とダイニングは離す間取りにし、２カ所の扉で音を遮断。「気を使わずに、ゆっくりお酒を飲みながら夜食を楽しめるようになりました」とA様。

1年中素足で過ごせて子どもたちが健やかに育つ

断熱を強化したため、寒さ暑さの問題も解決。家中どこに居ても快適で、年中素足で過ごせるという。床材は無塗装で、滑りにくく、傷が目立たないものを選んだ。これならお子さんたちが自由に遊び回れて、おおらかに子育てができる。つかまり立ちを始めたお子さんも、うれしそうに床を踏みしめていた。

お子さんの自主性も育てるロフト

上のお子さんたちには寝室のロフトが大人気。奥様はロフトの管理をお子さんに任せ「食べ物を持ち込まない」というルールさえ守れば、散らかしていてもあえて注意しない。それで も「時々、驚くほどきれいに整理されていたりするんです」と奥様。ロフトが自主性を育む効果をもたらしたようだ。お子さんがロフトで過ごす間は、奥様もゆっくりお茶を飲める。家族それぞれに干渉されない居場 所がありつつ、お互いの気配を感じられる安心感。明日への活力を生む家の条件を、A様邸で見せていただいた。

施工：凰建設株式会社