ぎふの木の住まい協議会 事務局

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2024.12.21夫婦2人で安心して快適に過ごしていける、この先の生活 愛知県江南市 Y様邸

株式会社カネダイ

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子ども2人を育てて送り出した、築 40 年の思い入れのある家。ご夫婦とも60 代となって、この先も安心して住むことを考えたとき、最も不安なのは耐震面だった。市が実施している耐震診断を行ってみたところ、実は致命的な欠陥があることが発覚し、基準に達していないと言われたのだ。購入時から気に入っていた家だし、間取りに不満はないため、新築するのはもったいない。そこでリノベーションにより不安を解消することを決断した。

木の家に憧れ、本物の木の家づくりを

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「どうせ直すなら、いっそ木をたくさん使った家にしたいと思いました。もともと私はログハウスに憧れており、自然素材の良さも知っています。特に、木のいい香りが心を落ち着かせてくれることですね」とご主人。奥様もそれに共感し、2人の家づくりの方針は固まった。床はもちろん、壁や天井も無垢材の板張りという、徹底して木を使った家だ。家づくりのパートナーに選んだのは、 木の使い方に熟知したカネダイ。「白川の『東濃ひのき』はもともと知っており、実際カネダイを見学して、本物の木を使っていることが分かりました」 と、約8社の中から選んだ。

勉強熱心な施主と大工の技で全ての希望が反映された住まいに

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リノベーションを進めるに当たっては、本を読んだり見学会に参加したりして勉強するなど、ご夫婦自身の努力も大きい。もともと間取りやインテリアを考えたりすることが好きな奥様は、細かい部分まで約30点をリストアップした要望書を作って打ち合わせに臨んだ。

完成した家は、それらの項目がほぼ全て叶えられた形だ。例えば奥様の嫁入り道具としてどうしても捨てられなかった食器棚は、1 2 0㎝から 80 ㎝にカットして再利用。こうした柔軟な対応も、技術を持ったカネダイの大工ならではの仕事だろう。

耐震・断熱性能が向上し、日々の暮らしが快適に

リノベーション後のY様邸の特徴としては、耐震面の不安を解消し、木目が見える全面板張りになったことは前述した通り。それに加えて、断熱性をもともとの土壁を残して強化したため、 夏涼しく、冬暖かい家になったこと。 「リノベーションして約1年住みました が、住み心地は段違いです。以前は2階が暑くて仕方なかったのですが、今はエアコンの効きが違うので快適に過ごせるようになりました」と奥様。物干しなどの生活動線も圧倒的に便利になり、家事が楽になったことも見逃せない。耐震面の安心だけでなく、快適性や利便性も大幅に向上したY様邸は、2人が末永く暮らしていくのにふさわしい家となった。

施工:株式会社カネダイ

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